カルシウムたっぷり！海の恵み「すおうおおしまのいりこ」

山口県の豊かな自然に育まれたジビエを使った犬のおやつブランド、The Moonlight Dog & Co.。シカもイノシシも大切な山の恵みです。

一方で、本州の西の端に位置する山口県は三方を海に囲まれていて、海の恵みも豊かです。下関のフグは全国的にも有名ですが、アンコウ、ウチワエビ、クロムツ、レンチョウ、ケンサキイカ…挙げればきりがありません。思い出すだけでお腹が鳴ってしまいます！イワシは日本海側でも瀬戸内海でも古くからたくさん獲れたので、いりこやちりめん作りが盛んなのです。

るな社長もサニー専務も、香ばしいいりこが大好き！特に、周防大島町のいりこは味も香りもまろやかで、サクッホロッとした食感、そして酸化防止剤などの添加物、食塩が不使用なので安心なところが気に入ってよく食べています。とはいえ、海のものですから塩分はあります。食べ過ぎないよう、１日に１〜２本程度にしています。

カタクチイワシを丸ごと干したいりこは云わずと知れたカルシウムの宝庫。頭も骨も丸ごと食べられるので、お肉よりも手軽にカルシウムを摂ることができますね。

カルシウム以外にも鉄分、リン、ビタミンD（犬は体内で生合成することができないので、食べ物から摂る必要があります）、DHA、EPAといった成分が含まれています。

サクサクっと割ってあげても、ミルサーで粉末にしてふりかけにしてあげても。割ってあげる時は、身がホロっと崩れて散らばってしまうのでご注意ください。私はお掃除をせずとも良いように、キッチンカウンターやテーブルの上で割ってあげています。

ヒトのお出汁と同じように、いりこ２〜３本をお水から煮出せばおいしいスープのできあがり。これで野菜やごはんを煮て、いつものフードにかければ、栄養満点で水分もしっかり摂ることのできるごはんになりますよ。柔らかくなったいりこは歯が少なかったり、無かったりする子でも食べやすいですね。

瀬戸内海の山口と愛媛の間に浮かぶ周防大島。『瀬戸内のハワイ』と呼ばれるのは、明治時代にこの島から出稼ぎ移住者としてハワイに渡った人たちが大勢いて、彼らが持ち帰ったハワイの文化が残っているからだそうです。

穏やかな瀬戸内海で獲れたカタクチイワシを煮て干したいりこは、瀬戸内海の恵みそのもの。おやつに、ごはんに、おいしく食べてください！